AMITY RRでGO!takutakukun’s blog

中古キャンピングカーアミティRR と共に生活する家族4人のブログです。

キャンピングカー アミティRR エントランスドアロックの修理と対策

◼️始めに

アミティRRのエントランスドアロックのドアラッチと呼ばれる所(ドアノブに連動して動く部品)が折れたのですが 、この部品よく折れるみたいです。

ジルに乗っている方のブログを参考に修理したのですが、僕のアミティRRはドアロックを外すのに結果ドアを壊す事になりました。

ビルダーさんの違いや車種によっては壊さないと扉を開けられずその費用を考えるとバカになりません。壊れてからでは遅い為、事前に対策が必要だと思います。

 

◼️ばらしてみる

開かなくなったエントランスドアの確認から始めます。

 

内側ドアノブにある3本のボルトを外しカバーを開きたいのですが、網戸のフレームが邪魔をしてカバーが外せません。ここまではジルの人と同じです。

この時点でドアラッチが折れてるのを確認出来ました。
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ジルの方は飾り枠を外してドアラッチにアクセスしたみたいなので調べてみると、アミティRRの飾り枠の固定ボルトがドア内側にあり外せません。

飾り枠を曲げるしかドアラッチにアクセス出来ないと思い、飾り枠を曲げていきます。(後にこの作業は必要ない事が分かりました。涙)
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納車したばかりなので心が痛みます。

結果、飾り枠からドアラッチにアクセス出来ずギブアップ。

別件でビルダーさんに見てもらう予定があったので一緒に見てもらいました。

 

ビルダーさんにカバーを何とか外してもらい、ドアノブ戻り用のスプリングを破壊しフリーになったドアラッチを下げ、ようやくドアが開きました。

 

これでなんとか直せると思いホッとします。

ドアラッチだけの部品はなくアッシー交換となる為部品だけで3万くらいします。

ここは意地でも直します。

 

◼️折れたドアラッチを繋げる

まずは折れた部分を繋げ直す為、1.5mmの穴を開けます。
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こんな感じです。
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コの字の溝にはスプリングが入ります。

ブログを参考にして開けた穴にステンレス線で巻きつけます。

そのまま巻きつけたのをドアラッチ稼働部の枠に入れた所、ステンレス線が引っかかり上手く動作しない為、ステンレス線部分はベルトーンとグラインダーで削って薄くし、ドアラッチの溝に干渉しないようにしていきます。
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後は万力でステンレス線の遊びを潰し完成です。

扉を開ける際に破壊したスプリングはホームセンターで買いました。

 

◼️取り付け

繋げ直したドアラッチの取り付けです。

ドアラッチのコの字にスプリングをはめて写真の部分から入れていきます。
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そして、白い手裏剣の様な回転部の下にドアラッチを潜り込ませます。
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そうする事でノブを引くと白い手裏剣が写真の矢印方向に動き、ドアラッチが引かれ扉が開きます。
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閉じる時は写真のコの字部分に装着したスプリングが伸びる事で矢印の方に動きドアがロックされます。
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今回、ステンレス線で繋げた事により、ドアの開閉時にかかる横加重をステンレス線の遊びにより逃がしてあげられる為、ステンレス線が切れるまで折れる事は無いでしょう。

ドアラッチの厚みが薄い為、無茶な開閉をするとすぐ折れそうです。

開閉時はバタン❗と閉めるのではなく、必ずノブを引きながら閉める事をオススメします。

 

◼️今後のドアロックの破損に備えて

冒頭に書きましたがアミティRRは扉が閉じている状態での飾り枠の取り外しが困難な為、ドアが閉じている状態でも外せる様に変更します。

飾り枠さえ外せればドアロック故障時でも解除がしやすくなります。

まずは内側にある固定ボルトを外側に移植します。
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ボルトを外した後、付いてたボルトより長い木ネジを使って飾り枠を貫通させます。
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貫通した穴に外側からボルトを入れれば完成です。

これを全ての穴にやっていきます。

ステップの所は外側からボルト止め出来ない為、外しちゃいました。

これで万が一の時も安心です。

皆さんもドアロックが壊れる前に自分の車のドアは大丈夫か確認した方がいいと思います。

以上、ドアラッチの修理でした。

参考になれば幸いです。